てっくらのーと
てっくらのーとは、触れた技術のメモと日常の記録が少し合わさった個人のサイトです。
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LibreNMS
経緯
監視ソリューションを弊部に導入しようとかしないとか考えていたのでした。
監視対象はネットワーク機(Cisco系)とサーバ数台で、出来ればGUIで細かい設定が出来ると嬉しい。CUI となった途端に嫌な顔になる人がいっぱいいます。
- Cacti
何故か知らないけど試しにインストールしたら動かない。僕が頑張ればいつかは動くと思っているけど、なんとなく気が乗らない。
- Prometheus
僕の気は乗るけど、会社導入は難しい気がしている。部内で使っていただけるイメージが湧かない。
というわけで LibreNMS をインストールしてみます。
手順
基本は公式を参照ください。とりあえず Ubuntu18.04+Apache のものをペタリ。
手順開始する前にやっておいたこと。timezone 弄らないと、インストール完了後に UTC がらみで云々言ってきます。
- sudo apt update
- sudo apt upgrade
- sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
手順の途中、Web インストーラだとインストール後に正常に動かない(cron/permission 絡み)という記載を見たけどこちらは大丈夫でした。
- librenms.conf
を作成するとき、ServerName
を入れますがパッとみたいだけなら localhost
でも構いません。
できた
できた。
- 手順をカチカチやるだけでパッと構築できる
- Cacti の “別途Pollerを使います” と言い出す周りが個人的に分かりにくかったので助かる。
- メトリクスを反映したグラフがパッと出てくる
- Cacti の “別途Pollerを使います” と言い出(ry
- Device ( LibreNMS では “Agent” や “Client” といった監視対象を指す) 登録が GUI で簡単にできる
- 登録の際、Ping 監視と SNMP 監視を簡単に選択できる。分かりやすさ大事。
- CLI でも出来るし、API もあるし、Auto Discovery もあるよ
中々に好感触。localhost の snmp を食わしてみたらパッと解析されて反映されていたことを考えると、スイッチの Metrics はまだ取ろうとしていませんがそんな面倒くさそうなことにはならないと予想。
Alert のルール作成に苦手意識を醸し出しそうだなあ、とも思いますが(もちろん弊部の話です)、まあこの感じであれば許容範囲内でしょう。
会社に導入しつつ、もうちょっと見てみますか。
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