てっくらのーとは、触れた技術のメモと日常の記録が少し合わさった個人のサイトです。
Codecommit の VPC エンドポイント対応を確認する
AWS Codecommit に VPC エンドポイントが対応した
めでたい。偶然にも AWS サポートに要望出していたので報われた感じがすごい。
確認してみる
Private Subnet にインスタンスを作成して、その Subnet に VPC エンドポイントを作成する。
dig で codecommit の名前解決をしてみる。
[ec2-user@ip-192-168-100-98 ~]$ dig git-codecommit.ap-northeast-1.amazonaws.com
; <<>> DiG 9.9.4-RedHat-9.9.4-61.amzn2.1.1 <<>> git-codecommit.ap-northeast-1.am azonaws.com
(略)
;; ANSWER SECTION:
git-codecommit.ap-northeast-1.amazonaws.com. 60 IN A 192.168.100.14
[ec2-user@ip-192-168-100-98 ~]$ dig codecommit.ap-northeast-1.amazonaws.com
; <<>> DiG 9.9.4-RedHat-9.9.4-61.amzn2.1.1 <<>> codecommit.ap-northeast-1.amazon aws.com
(略)
;; ANSWER SECTION:
codecommit.ap-northeast-1.amazonaws.com. 60 IN A 52.119.220.15
- Private Subnet は
192.168.100.0/24
- VPC エンドポイントは
git-codecommit
で作成 - エンドポイントの sg は IN 側で Private Subnet の許可のみ
git-codecommit.ap-northeast-1.amazonaws.com
は 192.168.100.14
というような Aレコード となっている。
対する、VPC エンドポイントを作成していない codecommit.ap-northeast-1.amazonaws.com
は 52.119.220.15
で見るからに外部。両者の違いはドキュメントで。
最初は “git” がつかない codecommit
のほうかなって思ったけど、普通に考えれば git 使ってCommitしてるし git-codecommit
だわってなった。リポジトリのURLでも確認できるのでそちらでも。
何に使うのか
ansible-awx のリポジトリです。
社内で ansible を検討していたときに awx が当然上がってきたのですが、Playbook をどこにおくの?って考えたんですよね。
- Github:外部サービスは渋い顔をする
- GitLab/Bitbucket:サーバ構築は渋い顔をする(と思う)(余裕でダメそうだったので上には言わなかった。)
- コンテナに直接置く:正気?
正直3つ目しかいけそうなのが無かったので、ansible-awx に 素の git の bare リポジトリ立てて、hook で awx コンテナにコピーする。とかを考えてた。個人で使うなら別に Github のプライベートリポジトリで何も問題無いと思っています。
Codecommit も検討の俎上に上がったんですが、EC2 から一回外に出ないといけない=パブリック IP を持たなくてはいけない。(主に弊社のお上の影響で)パブリック IP を持つ=セキュリティ絡みで面倒くさくなることが目に見えている。すごいよ、SIer もびっくりな巨大様式が送られてきて(当然 Excel )全部書けって言われるから。もれなく精神が死ぬ。
となったので、AWS サポートに要望出しつつ日々を過ごしていたんですよね。
じゃあクリアじゃん
と思うじゃん。
時間取って資料(10数枚のスライド)作って紹介してみたら「ウチにはまだ早い」感が上司のお顔に出てきたのでまあご想像通りって感じ。いったいいつになったら早くなくなるんだろう。一生来ないとされているのではないか。
資料を作るぐらいには力を入れたのが功を奏したのか、まったくの Deny 色では無かったのは助かる。どっかで使える場面作って、半ば強引に推し進めよう。